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他院で抜歯と言われたマイクロスコープ診療根管治療/再根管治療外科治療

10年前から抜歯と言われている歯を残したい!

天王寺から歩いて徒歩1分マイクロスコープを用いて診療を行っている歯医者「松川デンタルオフィス」衛生士の岡です。

今回は、根管治療中の歯が抜歯と言われたが残したいということで和歌山県から来院された方のケースをご紹介致します🦷

右下の1番奥の歯に注目して下さい。


根管治療中なので被せが入っていませんが仮蓋もしておらず根管が剥き出しの状態になっています💦
根尖病変もあり、根の先の骨が溶けてしまっています。患者さん曰く10年前から骨が溶け始めておりその時から抜歯になるかもと言われていたそうです。

初回のマイクロスコープで観察した動画をご覧ください!

 

 

 

📍問題点
①まだまだ虫歯が残っている
(写真の矢印部分)
②根管の中も感染でドロドロ…
③根尖病変があり根の先が広がっている
(根の先は狭いのが正常)
④歯よりも歯肉の方が高い

かなり重症な歯です💦

 

 

 

📍治療方針
①まずは見えている虫歯を除去し
隔壁(レジンの壁)をつくる
根管治療
③根尖病変があるので殺菌作用の高い
MTAセメントで封鎖
④邪魔になっている歯肉は切除
⑤仮歯で6ヶ月経過観察

 

 

 

正確な診断、丁寧にカウンセリングを行い
さっそく治療をスタートします✨

方針通り治療を進めいつも通り根管治療を行います。
③のMTAセメントで封鎖しているマイクロスコープの動画をご覧下さい😊

 

 

 

 

📍MTAセメント
・強アルカリの殺菌作用
・殺菌の持続性が高い
・生体親和性が高い
・膨張する為封鎖性が高い

 

 

MTAで根管充填を行った後は土台をたてて
邪魔な歯肉を切除する為に歯冠長延長術を行います。

仮歯で6ヶ月経過観察し根の先の骨が回復しているのが確認できた為オールセラミックスを入れました☺️


そして、オールセラミックスを入れてから5年経過した今でも痛みや違和感なく生活して頂いてます✨
他の歯の治療も行いました。

 

 

 

10年前から抜歯と言われていた歯でも
これだけ丁寧に精密な治療を行えば残せます!!

この方のように遠方からの通院でも、1回の治療時間を90分や120分と長めに頂いているので来院回数を少なくすることが出来ます!

是非当院にご相談ください😊

 

この治療の担当者

理事長 松川裕樹

Dr.Hiroki Matsukawa

日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。

症例データ

年代/性別 40代男性
治療方法 感染根管治療
歯冠長延長術
費用 診断料 ¥16,500-
感染根管処置(大臼歯)¥154,000-
リトリートメント ¥44,000-
MTAセメント ¥44,000-
ファイバーコア ¥38,500-
歯冠長延長術 ¥55,000-
オールセラミックス ¥187,000-
備考 メリット:将来的に歯を保存出来る
デメリット:歯科医師に高い技術が求められる