カテゴリー
以下クリックで各カテゴリーの症例がご覧いただけます。
大阪市からお越しの再根管治療を行うと破折した器具が残っていた患者様
天王寺から歩いて徒歩1分マイクロスコープを用いて診療を行っている歯医者「松川デンタルオフィス」衛生士の下村です。
今回は根管治療の【破折リーマー除去】についてご紹介します。
根管治療時には根管内を綺麗に清掃するために、リーマーやファイルといった針のような器具を使用します。
根管は湾曲していたり、枝分かれしていたりと複雑な形態をしているので、何度も使用したり、無理な力がかかると金属疲労を起こし折れることがあります。
その折れたリーマーが根管内に残ってしまうことがよくあります。
もちろん器具は患者様ごとに滅菌を行い使用しているので、残った器具自体が感染源になるとはないです。
ですが、治療途中で折れてその器具の先にまだ感染が残っている場合は、器具を除去して感染を取りきる必要があります。
その根管内に残った破折リーマーを除去することは、根管治療において最難関とも言われ、高い技術が必要になります。
全国でもリーマーを除去できる歯科医師は、数少ないのです。
そのため折れた事実を患者様に伝えず根管治療を終了し、土台をたてて被せ物を被せるといったことも多々あるのが現状です。
そして感染が残っていれば、痛みが改善しないということになります。
当院に来院される患者様で、過去に根管治療を行ったが症状が改善しないというケースは、根管内に感染が残っていたり、神経が取りきれていなかったり、破折リーマーが残っていることがほとんどです。
ここ最近でも、3症例破折リーマーの除去を行ったので、動画にてご紹介します!
ぜひご覧ください!
いかがでしたか?
根管治療で最難関と言われるリーマー除去も院長にかかればお手のものです!
3症例の患者様はリーマーを除去して消毒・洗浄し、土台を立てて今仮歯が入っている状態です。
初診時にあった痛みの症状も改善され、とても快適に過ごしていただいてます。
半年間の経過観察が終われば、セラミックスの被せ物を作製して装着する予定です。
過去に根管治療をしたけど症状が改善されないなどとお悩みの方は、是非当院へお越しください☺️
この治療の担当者
松川 裕樹Dr.Hiroki Matsukawa
日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。
症例データ
費用 | 感染根管治療:¥143,000 リトリートメント:¥44,000 破折リーマー除去:¥55,000 MTAセメント:¥44,000 ファイバーコア:¥33,000 オールセラミックス:¥176,000 |
---|---|
備考 | メリット:歯を残す事でができる デメリット:歯科医師に高い技術が求められる |