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治療後に痛みがあるマイクロスコープ診療根管治療/再根管治療

京都市から来院 左の上下の痛みが止まらない原因とは…?!

天王寺から歩いて徒歩1分マイクロスコープを用いて診療を行っている歯医者「松川デンタルオフィス」衛生士の岡です。

今回は左下の奥歯に大きな根尖病変があるケースをご紹介致します!

この患者様は、左上下の奥歯の痛みが続いており色々な歯医者で診てもらったが「何もない」と言われ続け悩んでいたそうです💦

まずはデータ撮影を行いしっかりと診断します😊

パッと見ただけでは大きなトラブルがあるようには思えませんが…

左下のレントゲンを見てみると、7番目の歯の根に黒い透過像が!
かなり大きな根尖病変がありました💦
痛みが続いている原因はこの歯でした。


歯を支える骨がかなり吸収しており
正面から見た映像では内側の骨がごっそりなくなっています😨

前側の根には神経が丸ごと取り残されており、その腐った神経が感染源となって炎症を起こしていました。

マイクロスコープで撮影した治療中の動画がありますのでご覧ください😊

この後は根管充填し土台をたてました!

 

 

現在のレントゲンと比較すると

根尖病変がなくなっています✨

 

 

この方は「上下の奥歯が痛い」とおっしゃっていましたが、全体のレントゲンを見てみると…

矢印マークが既に神経がない歯です。
右側の治療の跡が少ないのに対し、左側は治療した歯が多くあります。
たまたま、ではなくこれには大きな原因がありました。

前歯に注目して下さい。
2番目の歯は内側にあり、上下の犬歯同士が全く噛み合っていません。

正しい噛み合わせは
✅上の歯は外側、下の歯は内側にある
✅上下の犬歯が噛み合っている
です。

歯をギリギリ横にスライドする時は犬歯でスライドするのが正しい位置なのですが、これがないと奥の歯にかなりの負担がかかってしまいます。

そのせいで4番、5番の歯が削れ、
歯本来の形は犬歯みたいに尖っていますが横から見ると真っ直ぐになっています💦

噛み合わせが悪いせいでトラブルが起きているとしっかりご説明し、矯正治療で治す必要があることをお伝えしました!

 

左下の7番目だけでなく全体的な虫歯治療を行いました!
矯正用の仮歯を入れた状態がこちらです。

矯正用の仮歯といってもとても綺麗で耐久性もあります!

これから矯正がスタートするので歯並びも噛み合わせも整っていくのが楽しみです✨

いかがでしたか?
見た目はわからなくても痛みや違和感がおきている時、大きなトラブルがおきている可能性があります。

当院は痛みがでている歯の治療を精密に行うだけでなく、なぜそうなったのか、どういう治療が必要なのかをしっかりと診てお伝えします😊

少しでも気になった方は是非当院にご相談ください!

 

症例データ

年代/性別 40代女性
治療方法 感染根管処置
費用 診断料:¥16,500
感染根管治療:¥143,000
リトリートメント:¥44,000
ファイバーコア:¥33,000
矯正用セラミックス:¥55,000
備考 メリット:歯を残す事ができる
デメリット:歯科医師に高い技術が求められる