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治療後に痛みがあるマイクロスコープ診療根管治療/再根管治療矯正歯科虫歯治療外科治療

福島区から来院 根管治療をしたが、痛みが止まらない患者さん


天王寺から歩いて徒歩1分マイクロスコープを用いて診療を行っている歯医者「松川デンタルオフィス」歯科衛生士の久米です。

 

他院で右下6番を診てもらっていたが良くならず、痛みも改善されない為当院に来院されました。

 

初診時のデータ

 

右下6番の根尖に大きな透過像があります。

 

感染根管治療を行いましたが、歯根破折していた為残念ながら抜歯する事になりました。

本来であれば抜歯、ソケットプリザベーションを行いインプラントもしくはブリッジをしますがこの方の口腔内で大きな問題があります。

 

それは不正咬合です。

 

歯列不正により上下の噛み合わせが悪く、理想的なポジションでない為、歯にかかる負担が大きくなります。

 

⚠️前歯が噛み合っていない

アンテリアガイダンス(顎を前にスライドした時に下の前歯がうっすらと上の前歯の裏側を滑走すること)がない。

 

⚠️犬歯が機能していない

犬歯誘導(歯を噛んだ状態から横に動かした時、犬歯でガイドすること)がない。

 

これらによって歯のバランスが崩れている状態です。

 

この咬合でインプラントを埋入しても数年後には天然歯と同じように壊れてしまいます。

 

他の歯を保存する為にも歯科矯正が必要である事をお伝えし、ご理解いただけましたので矯正をすることになりました。

 

歯を動かすスペースが必要になりますので便宜抜歯が必要です。

 

院長松川と矯正医沖田が相談しながら治療計画を進めます。

矯正の便宜抜歯は4番5番が多いですが、この方は上顎左右5番が4番よりも状態が悪い為に5番を抜歯としました。

このあたりは矯正医とGPである院長のコラボあってのことです。

因みに当院の院長松川は矯正治療を行うこともできますし、矯正医の沖田も一般治療を行えます。

こういう形態診療スタイルは極めて稀かと思います。

抜歯する歯の選択も重要ですので、歯科医と矯正医がしっかりと連携していることが治療成功にも繋がります。

 

感染根管治療が必要な歯は、矯正前に感染を全て取り、矯正用セラミックスを装着しました。

 

 

 

ワイヤー矯正を行い、歯列、咬合が整いました。

 

 

 

 

右下6番のポジション確保されたことが分かります。

 

 

 

 

咬合が整って初めてインプラントを埋入出来ます。

 

 

①根尖部に大きな根尖病変があり、感染根管治療を行いましたが歯根破折していた為抜歯になりました。

②抜歯と同時に人口骨を添加するソケットプリザベーションを行いました。

③矯正でインプラント埋入スペースを確保しました。

④ソケットプリザベーション後6ヶ月経過観察し、CTで骨回復を確認後にインプラント埋入しました。

 

インプラント埋入後、8週間後にインプラント体が骨にしっかり癒着している事を確認し、仮歯を装着します。

 

①インプラント仮歯装着しましたが周りの角化歯肉が少なく、口腔前提が浅いのでブラッシング時に痛みが出やすかったり、よく磨けない事が考えられます。

②③FGG(遊離歯肉移植術)を行います。

口蓋の歯肉を採取し、右下6番に歯肉移植します。

④術後抜糸も終わり、安定しました。

 

 

無事矯正治療が終了し、インプラントの仮歯が入ったのでお食事も問題無くしていただけます。

仮歯が食事やブラキシズム(歯ぎしり)により削れ、患者様にとって1番安定する歯の形に仕上がるまで6ヶ月経過を診て同じ形のファイナルの補綴物を作製します。

 

初診時と現在の口腔内写真の比較です。

今後も口腔内全体の経過観察をしながら患者様のQOL(生活の質)の維持のサポートをさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

歯が欠損している方や、抜歯しなければいけない方、虫歯治療をしたい方、、

皆さん今の噛み合わせのまま治療を進めても大丈夫でしょうか?

 

患者様一人一人の口腔内に着目し、改善点を的確に診断することがとても重要です!

松川デンタルオフィスは歯科総合治療をしております。

 

少しでも気になる方や心配に思われる方、いつまでも美味しくご飯を食べれるように、お口全体の健康をサポートさせていただきますのでお気軽にお問い合わせ下さい☆

 

この治療の担当者

理事長 松川裕樹

Dr.Hiroki Matsukawa

日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。

Dr.Naoya Okita

日本有数の日本矯正歯科学会の認定医です。松川デンタルオフィスでは、歯を動かすことに徹するプロフェッショナルと、理事長のような総合診療のプロフェッショナルが在籍しているため、見た目のみならず、機能面も重視した総合的な歯科医療を提供することができます。

症例データ

年代/性別 30代 女性
治療方法 歯科矯正
感染根管治療
インプラント治療
治療期間 4年
費用 矯正精密検査料 ¥33,000-
矯正診断料 ¥22,000-
ワイヤー矯正 ¥803,000-
便宜抜歯 ¥11,000-
矯正管理料 ¥5,500-
矯正保定装着料 ¥55,000-
感染根管治療 大臼歯 ¥143,000-
       前歯、小臼歯 ¥132,000-
リトリートメント ¥44,000-
ファイバーコア ¥33,000-
オールセラミックス ¥176,000-
治療用セラミックス ¥55,000-
オールセラミックスインレー ¥88,000-
インプラント解析、ステント料 ¥110,000-
インプラント(補綴込み) ¥462,000-
遊離歯肉移植術 ¥110,000-
備考 メリット:将来的に歯を残す事でができる
デメリット:歯科医師に高い技術が求められる