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歯周病

歯茎の腫れ

天王寺駅から歩いて徒歩1分の歯医者『松川デンタルオフィス』衛生士の山崎です。

今回は歯茎の中に付く歯石の話をしたいと思います!

この写真で見ると黄色の丸の中の歯茎が少し黒っぽい色をしてるのが分かりますか?

この黒く透けているのが歯茎の中に付く「縁下歯石」と呼ばれるものです。
通常、歯茎より上に付く歯石は「縁上歯石」と呼ばれ、黄色っぽい色をしています。
それに対し、縁下歯石は歯茎の血液と混じり黒っぽい色をしています。

磨き残しの「プラーク」を長時間、放置していると歯石に変わります。
歯石に変わると歯ブラシで取り除く事は不可能になります。
付いてしまった歯石は3ヶ月ごとの検診の時に取り除けば、それほど歯茎への炎症は強くでません。

このように「縁下歯石」を長年に渡り、放っておくと目に見えて分かるぐらい歯茎が腫れ、強い炎症が起きてきます。

その歯茎の中に付いた歯石を取る専用の器具を使い取っていくと、、.

このような歯石が歯茎の中から出てきます。
炎症が強ければ痛みを伴う場合もあるので、時間をかけてゆっくりと治療を行います。

黄色の丸の中の歯茎に注目して下さい。

上の写真は歯石を取る前、
下の写真は歯石を取った後
になります。

まだ歯石を全て取りきっていないので、完全には歯茎は引き締まってませんが、反対側の歯茎と比べると腫れが引いてきてるのが分かりますか?

歯茎が腫れている原因を見つけて、それを取り除いてあげることで歯茎が引き締まってきます。

みなさんの歯茎は健康ですか?
鏡を見て腫れているところがないかチェックするのも良いですが、どこが腫れているか見極めるのは中々、難しいと思います。

炎症を見つける大きなポイントは歯茎のからの出血です!!

『痛みはないが歯ブラシをすると、出血がある』
という方は歯茎がかなり腫れてる状態です。

でも、軽度の炎症では歯ブラシだけでは出血はあまり分からないので歯と歯の間をお掃除するデンタルフロスや歯間ブラシを併用し出血がないかどうか確認しましょう♪ (自分に合ったサイズを使いましょう!)

もし出血があれば早めに歯医者さんを受診しましょう♪♪

今年はこのブログで最後になります。
みなさん今年も大変お世話になりました☆

松川デンタルオフィスは
『12/30(金)〜1/5(木)』までお休みさせて頂きます。

来年も皆様のご来院をお待ちしています♪♪

では、良いお年をお過ごし下さいo(*>▽<*)o