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歯周病
歯周病について
天王寺駅から徒歩1分の歯医者「松川デンタルオフィス」衛生士の大島です。
あっという間に新年明けて半月が経ちました!
長期休みでズレた生活リズムもようやく戻ってくる頃でしょうか?
今回は主に私たち歯科衛生士が治療を行なっている歯周病治療について投稿致します
歯ブラシのCMや雑誌の特集などでよく耳にする『歯周病』ですが、世界で一番罹患率の高い感染症ということはご存知でしょうか?
日本での罹患率も20ー30代で6割、40ー50代で7割、60代以上で8割とも言われています
この罹患率も実際に歯医者で診断を受けた方のみの数値なので、長年歯医者に行っていない方を含めるともっと多いかと思います。。
そんな歯周病の怖いところは、20代など若い方でも進行する所、進行している間目立った症状が出ない所、そして完治することがほぼ無い所等々、、怖いところだらけです!
こちらの患者様は最近当院に下顎の奥歯のお痛みと前歯の揺れが気になるとのことで来院されましたが、20代半ばであるにも関わらずかなり歯周病が進行している状態でした
歯周病の検査を行うと、全ての歯に4mm以上の歯肉の腫れがあり、出血率も79%とかなり高い数値で重度の歯周病であることが分かりました
そんな状態でも患者様自身は主訴である奥歯の痛みと前歯の揺れ以外特に気になる所は無いと仰っていました
写真で見ると歯肉の膨らみや歯と歯肉の隙間に歯石があるのも見えます。
まだこれから歯周病の治療を続けなければいけませんが、こうやって歯周病の検査や写真で客観的に見てみないとなかなかご自身の歯周病の状態とは分からないものなのです
こちらの患者様も20代の患者様で、かなり歯石が付いているのが分かります
歯周病検査の結果はこちらも全ての歯に4mm以上の歯肉の腫れがあり、出血率は63%とかなり高い数値でした
しかし、保険での歯周病治療をきっちり行い最終の歯周病検査では、100点満点には及ばずとも歯肉の腫れもかなり減り、出血率も13%まで減らすことが出来ました!
歯周病治療は衛生士の手腕だけでなく、患者様自身での毎日のブラッシングがとても大事です
当院では、ご自身のお口の状態を知ってしっかりケアをしていただく為にも、歯周病検査後に検査結果をご覧いただき一緒に治療計画を立てていきます
その為に患者様の生活習慣やお仕事などプライベートなことも聞いたりします
歯科に関係ないと思われる話も関連付けていくととても重要だったり解決の糸口になったりします
患者様方のお口の健康を私たち歯科衛生士も一緒に守りたいと思っておりますので、どうぞ気になることなどたくさんお話ください
本年もスタッフ一同、昨年以上に精進して参りますのでよろしくお願い致します
「松川デンタルオフィス」衛生士 大島