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阿倍野区からお越しの患者様 前歯の被せ物が浮いているのが気になる
天王寺から歩いて徒歩1分マイクロスコープを用いて診療を行っている歯医者「松川デンタルオフィス」衛生士の豊田です。
今回の紹介するのは、前歯の被せ物の左右差がきになるとご来院された患者さんです。
小学生の頃に治療後、5年前にやり変えてから2回もセラミックスが外れてしまっています。
初診時の写真です。
1番前の歯を見てください。
赤い部分を見てください。
歯と被せ物の境目のことを”マージンライン”といいます。
写真はセラミックスが浮いてしまい、マージンラインが丸見えになっている状態です。
過去に2回セラミックスが外れていて、他院で付け直してもらったそうですが、歯の表面とセラミックスの内側に付着した余剰のセメントをきちんと取り切らないまま付け直されているのが原因です。
マージンラインが丸見えの状態では、綺麗な見た目とはとても言えません。
レントゲンも見てみましょう。
黒い影があります。根の先が破れているか、歯根破折している可能性があります。
根の先が破れてる場合は、MTAセメントを充填して治療を行いますが、歯根破折している場合は、歯を抜いてインプラント治療、またはブリッジでの治療をしなければいけません。
幸いこの患者さんは、歯根破折していなかったため、MTA充填で自分の歯を残すことができました!
早速治療開始です!
セラミックスを外します。
ラバーダム防湿を行い、根の中に詰められているお薬を除去していきます。
そして、MTAセメントを充填して、レジンで蓋をしていきます。
最後に仮歯を被せます。
これで終了です!!
今回の治療部位は前歯ですので、いつも以上にきれいにご自身の歯の色に近づけて作成してもらっています。
この状態で半年間経過観察を行い、問題なければセラミックスを被せて終了です✨
少しでも気になることがございましたら、ぜひ一度当院にご相談ください!!
歯を残したいという思いに誠心誠意お応えいたします
この治療の担当者
松川 裕樹Dr.Hiroki Matsukawa
日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。
症例データ
年代/性別 | 20代/女性 |
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費用 | 感染根管処置・・・¥121,000 リトリートメント・・・¥33,000 MTAセメント・・・¥33,000 ファイバーコア・・・¥33,000 オールセラミックス・・・¥176,000 |
備考 | メリット:歯を残す事でができる デメリット:歯科医師に高い技術が求められる |