天王寺駅から徒歩１分の歯医者『松川デンタルオフィス』衛生士の下村です。

今回紹介させていただく症例は歯髄温存療法という治療です。

歯髄とは歯の神経のことです！

神経を温存する治療についてです。

左上の銀歯が入ってる5番と7番に、虫歯が再発していました。

痛みがないので、患者様は虫歯に気づいてなかったみたいです。

ですが銀歯を外してみると、銀歯の下で大きい感染を起こしていました💦

虫歯が深いため、慎重に丁寧に虫歯を削っていきましたが、5番と7番両方とも神経まで到達しており、露髄しました。

感染部分を取り除きMTAセメントを充填することで、神経を保護することが可能なのですが、このとき神経が唾液などの感染物に触れてしまった瞬間に神経の保護は不可能になります💦

ですが、当院では治療の際必ずラバーダム防湿を使用しています。

そのため万が一虫歯が神経に到達していても、なんの問題もなく、歯髄温存療法に移行できます。

医院によっては、露髄してからラバーダムをかけて歯髄温存療法を行うといったこともあるそうですが、それでは全く意味がありません😅

虫歯の除去とMTAセメントを充填している動画があるので、是非ご覧下さい。

歯髄温存療法を行なった際は、３ヶ月経過観察を行い、神経が無事であることを確認した後に、詰め物の型取りを行います！

３ヶ月後神経が無事だったので、型取りを行い、セラミックスの詰め物が入りました！

治療前と治療後の比較写真がこちらです。

どこまでが自分の歯でどこからがセラミックスかわからないぐらいに綺麗ですよね💡

今回紹介したケースのように、痛みがなくても神経に到達するまで虫歯が進行していることはよくあります。

もしこのまま虫歯に気づいていなかったら、神経を抜かなくてはいけなかったかもしれません､､､

神経がある歯とない歯では、歯の寿命が大きく変わってきます。

早期発見・早期治療のために定期検診が重要なことがおわかりいただけたのではないでしょうか👀

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

他にも沢山症例を掲載してますので、よろしければご覧ください。

当院は保存に特化した医院です。

皆様の歯を残したい、大切にしたいという思いに全力で応えさせていただきます。

では、お問い合わせお待ちしております☘️