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天王寺区からお越しのMTA根充を行った歯はあれからどうなったのか…
天王寺から徒歩1分の歯医者「松川デンタルオフィス」衛生士の中井です。
今回は以前にご紹介させて頂いた症例の続きになります😌
少し振り返りをさせて頂きます。
こちらの患者さんは
🦷左上奥歯
症状→浮いた感じがある
という主訴で来院されました。
定期検診でレントゲンを毎回撮影し確認を行っていました。
約半年後、少し根尖病変が大きくなってきていたので
感染根管治療をスタート!!🌬
神経の取り残しや、イスムスの取り残しを完全に除去しMTAにて根管充填を行いました。
🖇以前のブログです!
https://www.matsukawa-dental.com/case/天王寺区からお越しの、歯が浮いた感じがすると/
この患者さんは、上記の歯の一つ前の歯も感染根管治療を行なっています。
治療前のCTがコチラ🍂
(上CT:左上奥 下CT:左上奥の手前)
自覚症状は特になく、定期検診の際に撮影するパノラマ写真というものから
骨吸収が起きている事を発見しました。🤔
そこで、デジテストという電流を流し神経が生きているかチェック🫧
テストを行い反応があったのですぐに神経は抜きません。
咬合に問題があったので、咬合調整を行い経過を見ます。
復活する可能性が少しでもある歯は、経過観察とします!!
ですが来院時に再度、電流を流してみると反応なし…🌧
⚠︎反応が無いという事は神経が死んでしまっている状態
さっそく神経を取り除く治療、抜髄を行います。
神経を取り除き、この歯もMTA根充を行いました。
こちらが、治療前と治療後(半年後)のCTです✨
骨が回復しているのが分かりますね☺️
最近、感染が残った状態でMTA根充が行われている患者様がよく来院されます。
MTAは突っ込めば治る魔法の薬ではありません‼︎
根管治療の基本であるラバーダム防湿、感染の除去、隔壁、接着……などなどまだまだありますが、基本操作の正確な治療の積み重ねの上に治療の成功があります。
マイクロスコープさえ使えば良い⁈
MTAさえつめれば治る⁈
本当の意味が分からず安易にMTAは使うものでは無いのです。
どれだけ良い薬でも、感染が残っている状態だともちろん改善しませんし
膨張性のある薬なので、一般的に根管充填を行われている薬より更に取り除いていくのが難しくなります。
逆に全ての基本をキッチリと行った上で、使用すると莫大な治療効果を得ます☺️
感染を取り除く事が第一であり、根管というかなり細部な箇所を治療していくとなると
マイクロスコープが必須になりす。
当院では必ずマイクロスコープを用いて治療を行い
難しい根管の形態や、他院で抜歯と診断された歯までかなりの症例をこなしています。
是非、お悩みの方はお気楽にご相談ください😀
この治療の担当者
松川 裕樹Dr.Hiroki Matsukawa
日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。
症例データ
年代/性別 | 40代/女性 |
---|---|
症状 | 歯が浮いた感じがする |
治療方法 | 感染根管治療 |
費用 | 感染根管治療:¥121,000 ×2 リトリートメント:¥33,000 MTAセメント:¥33,000 ×2 ファイバーコア:¥33,000 ×2 オールセラミックス:¥176,000 ×2 |
備考 | メリット:歯を残す事でができる デメリット:ドクターに高い技術が求められる |