天王寺から歩いて徒歩1分マイクロスコープを用いて診療を行っている歯医者「松川デンタルオフィス」歯科衛生士の豊田です。

今回は、歯列矯正の症例を紹介します。

初診時の写真です。

下からと横からの写真です。

前歯が当たっていません。

本来の正しい噛み合わせは、噛んだ時、奥歯から前歯の全体に力が行き渡るようになっていますが、これでは、噛んだ時、奥歯に負担がかかり過ぎてしまいます。

この患者さんはまだ20代と若い方なので、それほど奥歯は壊れていませんが、この先何年も使っていくと、壊れていく危険があります。

矯正を始める際、矯正の専門医の元、精密検査を行います。

ワイヤー矯正・マウスピース矯正どちらが患者様の歯並びに合っているか、骨格や歯の大きさなど細かく診断した結果、ワイヤー矯正で上左右4番と下左右5番の便宜抜歯を行い、矯正治療を行うことになりました。

まず、上左右4番、下左右5番の抜歯を行います。

青い丸の部分です。

この部分を抜歯して歯が動くスペースを作ります。

スペースができたらいよいよ矯正治療の開始です！！

ワイヤーをつけるためのブラケットという装置を歯に付けて、ワイヤーを付けます。

このように少しずつ歯を動かしていきます。

この患者さんは約2年、矯正治療を行いました。

矯正治療の期間は、患者さんによって異なります。

矯正治療のbefore afterの写真です。

とても綺麗な歯並びになりました✨

下からと横からの写真のbefore afterです。

前歯もしっかり当たっていますね！

矯正治療が終了したら、保定装置を装着します。

歯には、元に戻ろうとする力があります。ですので、せっかく綺麗になった歯並びが、元に戻ってしまうのを防ぐため、保定装置は絶対に必要なのです。

歯並びが悪いとブラッシングがやりにくい部分がどうしても出てきてしまい、むし歯になる可能性が高くなります。