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40代女性・大阪市平野区からお越しで抜歯と言われたが保存希望で来院された患者様
天王寺から歩いて徒歩1分マイクロスコープを用いて診療を行っている歯医者「松川デンタルオフィス」衛生士の吉年です。
今回は「他院で抜歯と言われたが保存をしたいという希望で来院された患者様」の症例をご紹介します。
まずは、口腔内写真とレントゲン写真をご覧ください💡
過去に根管充填を行っており根尖に怪しい影があるのがわかります!
当院ではより細かいところまで見るためにCT撮影も行います。
こちらをご覧ください。
大きな根尖病変があるのがわかりますね😭
ただ、このレベルの根尖病変であれば院長の高度な技術により保存が可能と診断されます💡
根管内をマイクロスコープで撮影してみると、、、
ドロっとした膿が見えますね。
すべて感染を取り除いたらしっかり洗浄を行ってから根管充填をします。
少しでも唾液や神経の取り残しがあればこのように再感染してしまうリスクがありますが当院ではそのようなことがないように治療時には必ずラバーダム防湿を行って完全に根管内に菌が入らないようにします!!
こちらが根管充填6が月後ののレントゲン写真とCT画像です!
溶けていた骨が回復して、綺麗に根尖まで充填できていることがみてわかりますね👏🏻
現在は仮歯で6ヶ月の経過観察の期間も終え最終補綴のオールセラミックスクラウンに移行する段階です。
患者様も病変が治ってとても喜んでおられました。
少しでも気になる症状等ございましたら気軽にご相談くださいませ♪
日本顕微鏡歯科学会認定医 松川所感
下顎の7番は根管治療の失敗しているケースが多い。理由は奥歯なので操作性が悪い、口腔前提が浅く唾液が混入しやすい、樋状根を見落としている等多数ある。
本ケースは近心根のイスムスの見落としと近心遠心根の根尖部に感染の取り残しが原因であったと思われる。
咬合の影響も受けやすい部位であるので、補綴の設計にも慎重を要した。
この治療の担当者
松川 裕樹Dr.Hiroki Matsukawa
日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。
症例データ
年代/性別 | 40代 |
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症状 | 抜歯と言われたが保存希望 |
治療方法 | 根管治療 |
費用 | 感染根管処置・・・¥132,000 再根管治療費・・・¥33,000 ファイバーコア・・・¥33,000 オールセラミックス・・・¥176,000 |
備考 | メリット:歯を残す事でができる デメリット:歯科医師に高い技術が求められる |