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SRPについて
天王寺駅から徒歩1分の歯医者「松川デンタルオフィス」
歯科衛生士の大島です。
今回は歯周病の治療のひとつ、SRP(Scaling Root Planing)についてお話します(^^)
歯周病の基本治療ではまず、歯周病の検査を行い歯肉の上に付いている縁上歯石・プラークを超音波スケーラーで除去します。
そして再度歯周病の検査を行って歯周ポケットが形成されている箇所の縁下歯石・プラークを除去していきます。 この縁下歯石・プラークを除去することをSRPといいます。
こちらはある患者様の前歯から実際に除去した縁下歯石です。
この歯石で大体1〜2mmの大きさだというと小さく思えるかもしれませんが、歯の大きさが大体18〜25mmと言われていますので比較すると大きいことがよく分かります。
こちらは違う患者様の抜いた歯に付いていた縁下歯石です。
こんな風に歯肉の中に歯石がビッシリ付いた状態だなんて想像出来ないですよね^^;
この縁下歯石を歯科衛生士がハンドスケーラーで除去します。
もちろん、縁下歯石は歯周ポケットの中に隠れていますので、歯石を実際に目視して除去することが出来ません。
ただし、歯周ポケットが浅くなった場合は縁下歯石を目視することが出来たり、歯肉が引き締まっているので出血や痛みが少なく除去することが出来ます!なので当院では最初の歯周病の検査&スケーリングの際に、次回の歯周病検査&SRP時になるべく歯肉の状態が良くなるように徹底的にブラッシング指導を行っています!
患者様の頑張りもあって歯周病治療は初めて上手くいくのです(^^)
SRPによって歯周ポケット内が綺麗になると、歯肉と歯が付着し新たに付着歯肉が生成され、歯周ポケットが浅くなります。
「歯石取り=痛い」というイメージを持たれている方も多いですが、痛む原因は歯周病によって歯肉に炎症がある場合が多いです。SRPに入る前に歯肉の炎症をブラッシングでなるべく減らしてあげるだけで痛みはずいぶんと軽くなります(^^)
最近歯医者に行ってないな〜という方、ぜひ歯周病検査にいらしてください(^O^)お待ちしております(^^)
松川デンタルオフィス大島