カテゴリー
以下クリックで各カテゴリーの症例がご覧いただけます。
阿倍野区から来院 前歯の隙間と奥歯の残根で治療希望の患者さん
天王寺駅から徒歩1分・マイクロスコープを用いて治療をしている歯医者『松川デンタルオフィス』歯科衛生士の森下です。
【 30代 女性 】
初診時のお写真です。
皆さんは、どこが問題だと思いますか?
こちらの患者さんは前歯に隙間があります。
そしてよく見てみると…
噛んだ時に下の歯が見えなくなるほど深く噛み合っています。
【ディープバイト】と言います。
このままにしておくと下の歯が上顎に当たり、組織が癌化してしまう恐れがあります。
また力のバランスも非常に悪く、奥歯が痛んでしまします。
現にこの方も治療開始時、左下の奥歯がダメになっていました。
ディープバイトは矯正をし、前歯同士で噛めるようにします!
残根の場合は、歯を残すことが不可能なので抜歯となります…
歯を抜いてから今後どうするか🤔考えるのではなく、抜歯後の計画を立てた上で処置を行わないと患者さんに多くの損害を与えてしまいます。
こちらの患者さんはインプラントを希望されました!
まずは、矯正治療からです!
《 ワイヤー矯正 》で行っていきます。
前歯を先に動かしてから奥歯も徐々に動かしていきます。
そして約3年かけて矯正治療が終了しました!
前歯の正中離開もなくなりキレイな歯並びになりました!
今まで麺類を前歯で噛み切ることができなかったけど、今は快適に食事ができている!ととても喜んでおられました✨
矯正治療で歯並びがキレイになりちゃんとした噛み合わせになったものの、奥歯がないままではまた噛み合わせが崩れてきてしまいます。
インプラントと聞くと、外科治療なので恐怖心が誰もがあると思います。
ですが、自分の歯で噛んでいるという感覚や審美的に優れているというメリットがあります。
ブリッジとは違い、健全な歯を削らなくて済むということが最大のメリットです!
インプラントを埋入する上で、ある程度の骨の高さや厚みが必要になります。
当院では、骨が少なくても骨再生誘導法( GBR )という骨を増やす治療を行っているので問題なくインプラントを立てる事が可能です!
こちらの患者さんも骨が少し少なかったのでインプラントの埋入と同時にGBRを行いました!
⚠️ここで一つ問題が発生します。
インプラント周囲に付着歯肉(コラーゲン繊維に富んだ固く動かない歯肉) がないと、歯ブラシの圧力で傷ついたり、歯磨きがしにくくなり炎症などを引き起こしてしまいます。
せっかく入れたインプラントが長持ちしません。
そこで、遊離歯肉移植術 ( FGG ) を行います。
遊離歯肉移植術とは、上顎から上皮のついた歯肉を切り取り、付着歯肉がない部分に移植を行います。
この移植で、付着歯肉を獲得する!という手術です。
写真を見ても分かるように手術後、多くの付着歯肉を獲得できました!✨
そしてようやく最終の被せが入りました!
言われてみないとどこに入ったのか分からないぐらいキレイですよね😊✨
矯正治療・インプラント・外科治療…と道のりはとても長かったですが、最終的には噛み合わせが良くなり今後は快適に過ごすことができるでしょう!
歯について悩まれている方は是非一度、当院へご気軽にご相談下さい😁🌷
この治療の担当者
松川 裕樹Dr.Hiroki Matsukawa
日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。
沖田直也Dr.Naoya Okita
日本有数の日本矯正歯科学会の認定医です。松川デンタルオフィスでは、歯を動かすことに徹するプロフェッショナルと、理事長のような総合診療のプロフェッショナルが在籍しているため、見た目のみならず、機能面も重視した総合的な歯科医療を提供することができます。
所属学会
症例データ
年代/性別 | 30代/女性 |
---|---|
症状 | 前歯の隙間治したい 奥歯の残根の治療希望 |
治療方法 | 矯正治療 インプラント GBR (骨再生誘導法) FGG (遊離歯肉移植) |
費用 | 矯正検査料:¥33,000 ラビアル(上下顎:表側装置):¥770,000 保定料:¥55,000 再診料:¥5,500 保定時観察料:¥3,300円 インプラントCT解析・手術用ステント:¥110,000 インプラント:¥440,000 GBR(骨再生誘導法):¥165,000 FGG(遊離歯肉移植):¥110,000 |
備考 | メリット:骨が少なくてもインプラントを埋入することができる デメリット:歯科医師、矯正医に高い技術が求められる |