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矯正治療に至るまで
天王寺駅から徒歩1分の歯医者『松川デンタルオフィス』衛生士の山崎です
今回のブログは「虫歯治療〜矯正治療に至るまで」について紹介します!!
この方は初診時に左下の親不知が痛いという主訴で来院されました。
大きく欠けてしまっています
傾いて生えてきた親不知が原因で磨き残しが発生し、手前の歯が虫歯になってしまいました。
神経がある歯なので、歯が大きく欠ける事で神経が剥き出しになり激痛で耐えられなくなります
反対側にも同じように親不知が原因の虫歯ができています
それ以外にも右下の5番目の歯の被せ物が外れた状態となっています
虫歯で歯が欠けるという事もありますが、この方の原因はそれだけではなさそうです
全体のレントゲン写真や下顎の写真だけでは分かりにくいですが、
噛み合わせの状態を見てみると…
前歯部に歯列不正がありました
特に大きく崩れているのが右上の2番目の歯です。内側に入り込んでいて、反対咬合になっていて噛み合わせに関与していません
横から見ても2番目の歯が見えません
今の奥歯だけ当たっていて、前歯が上手く噛み合わないと、反対側の歯も欠けてくる恐れがあります
それ以外にも負担がかかっている歯ばかりがどんどん消耗し、弱っていきます
この患者さんはそうならないように、矯正治療を始める事にしました。
その前に、他の虫歯治療や歯周病治療を完了しておく必要があります
①左右の下の親不知を抜く
②左下7番の神経をとる
③右下7番は詰め物にする
④被せ物が取れていた右下5番は再根管治療を行い、矯正期間の間は仮歯を入れておく
初診時は磨き残しが多かったですが、今ではピカピカになる程、綺麗に磨いて頂いてます
一通り治療をした状態がこちらです
凄く綺麗になりましたよね〜
後は歯並びも綺麗にしていきます
もう既に矯正治療が始まっています
矯正治療が終わって噛み合わせのバランスがとれるようになるのが楽しみですね
この治療の担当者
松川 裕樹Dr.Hiroki Matsukawa
日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。