カテゴリー
以下クリックで各カテゴリーの症例がご覧いただけます。
欠けてしまった歯の治療
天王寺駅から徒歩1分の歯医者「松川デンタルオフィス」衛生士の北村です。
新年明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
さて、今回は欠けてしまった前歯の治療をご紹介します
2017年から治療や定期検診で通っていらっしゃる患者様です。
転倒により、前歯が欠けてしまったとのことで来院されました
まずは、欠けてしまった歯の神経が無事か確かめる為に、レントゲン写真を撮り、さらに、電気歯髄診(歯に微弱な電流を流し神経の生死を確認する診断)を行います。
診断後、神経が無事だったことが確認できたので、神経を温存する治療を行います。
今回は、レジンという歯科材料を使用して、歯の形態を修復しました。
治療中は、唾液と血液からの感染を防御する為にラバーダム防湿を行います。
この工程は、根管治療でも必須です。
口腔内の唾液や血液には、虫歯や歯周病の感染リスクとなる細菌がたくさん含まれています
その細菌と治療する歯が接触することにより、二次感染のリスクが高くなります
当院では、治療した歯を、長く良い状態で保つ為に、治療中の感染には徹底して取り組んでいます
根管治療で欠かせないマイクロスコープですが、今回の治療でも大活躍です
マイクロスコープを使うことで、肉眼では確認できないような細かい部分も見逃さない為、隙間や凹凸のない状態に仕上がります。
レジンで歯の形態を作り形を整えた後は、天然歯と同じような艶が出るよう丁寧に研磨します。
治療後の写真がこちらです
歯の形も、艶も、天然歯と見分けがつかないような仕上がりになりました
患者様も治療後、ご自身の歯を見て安心していました
今回治療した歯は、神経に衝撃が加わった歯な為、今後も神経の状態を経過観察する必要があります。
治療後も定期検診や歯医者でのケアを行っていくことで、ご自身の歯を長く守ることができます。
歯科治療に関して悩んでいる方や、お困りの方、ぜひ当院へご相談ください