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噛んだときに違和感や痛みが?
天王寺駅から徒歩1分の歯医者「松川デンタルオフィス」衛生士の北村です
暖かい日が続き桜もキレイに咲いて、外でも過ごしやすい天気ですが、お花見やピクニックができないので少し寂しいですね
今後の感染を広めない為にも
当院では、来院された患者様に手指アルコール消毒、コロナウイルス対策の問診票の記載、体温測定の御協力をお願いしております
院内の空気循環のために入り口と窓を開放も続行中です
今回は、根管治療を行われた患者様の症例です。
他歯科医院で根管治療を行われた歯の根の部分に、根尖病変が見られました
根の先まで神経が取れていないことが原因で根尖部に感染が広がっています
一度神経を取っている歯が感染した場合
は、神経を取り除いているため、虫歯になって感じるような冷水や温水がしみる自覚症状がない為、レントゲンで感染を発見するケースもみられます。
歯根の部分に菌が溜まっている為、噛んだときの違和感や痛みを感じられる方が多いと思いますが、痛みがないからといって根尖病変を放置してしまうと、どんどん悪化してしまい、抜歯になってしまう可能性が高くなってしまいます
当院の根管治療では、治療前にCT撮影を行い、歯根がどのような形態をしているか把握し、根管治療のイメージを行い、どのようにアプローチしていくか作戦たてます
…解析中…
CT解析を行い、治療の作戦を立てることができたところで治療に入ります。
治療中もCTとマイクロスコープ両方で確認することで、根管治療内の細部を調べることが可能になり、取り残しの神経や感染物質を瞬時に発見することができます
治療では根管の形態や、細さにより器具を使い分けて治療していきます。
根管内の感染物質の除去、消毒が終わったら、空洞になっている根管内にバイオセラミックシーラーというお薬を入れ封鎖します。
このときは仮蓋の状態になる為、次の治療ではしっかりは封鎖するために土台作りをします。
土台が完成し、完全に封鎖した状態で仮歯を入れて根尖病変が治癒していくことを約6ヶ月経過観察します。
計画観察後のレントゲンがこちらです
根尖病変ができて、溶けていた部分は真っ黒ですが、原因をしっかり取り除いたことで歯根の周りの骨が白っぽく写っていることが確認できます
その後は、二次感染が起こりにくくするために、セラミックの被せ物を入れて、治療は完了です
治療中ももちろんですが、治療以外のときにも丁寧に、確認を重ねることで確実に治癒することができます。
虫歯や根管治療でお困りの方は、是非ご相談下さい
この治療の担当者
松川 裕樹Dr.Hiroki Matsukawa
日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。