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治療後に痛みがある他院で抜歯と言われたマイクロスコープ診療根管治療/再根管治療外科治療

東住吉区から来院。何度根管治療をしても治らないという患者様

天王寺から歩いて徒歩1分マイクロスコープを用いて診療を行っている歯医者「松川デンタルオフィス」衛生士の岡です。

今回は右下の歯を他院で3回根管治療を行っているが抜歯かもしれないと言われた症例をご紹介致します😊

右下の奥から2番目の歯でご相談にいらっしゃいました。

15年ほど前に神経を取ったそうですが

痛みが出て1年前と4ヶ月前に再根管治療を行ったが抜歯かもしれないと言われたとのことです。

レントゲンを見てみると…

根の周りに、うねっとした白い物があります。

これは「ガッタパーチャ」という根管治療後に根管内にいれる薬なのですがそれが根の先から溢れて出てしまっている状態です。

こうなってしまうと根管からは取り出せないので

外科処置をして外から取り出すしかありません…

CTでも根が分岐している股の部分に大きな根尖病変があるのが確認できます。

根のあたりにガッタパーチャとは別の白い影がうつっています…

一体何なのでしょうか😨

かなり重症度が高い歯ですが

まずはいつも通り感染根管処置を行います😊

パーフォレーション(根の先と別方向に削ってしまい、あけられた穴のこと)している所から膿と出血が溢れています。

そこにはMTAセメントでリペアを行いました😊

 

その後の根管治療のマイクロスコープ動画がこちらです!

 

 

この後は根管充填をし土台をたて、外科処置を行います!

骨がなくなった部分に「エムドゲイン」という組織を再生させるお薬と人工的な骨を足してあげる処置です。

まずは溢れたガッタパーチャや肉芽などの感染物質を全て取り切ります!

そしてその中から出てきたのは…

約9ミリのファイバーポストでした😨

これがレントゲンに写っていた白い棒の正体です。

ファイバーポストとは、根管治療後に土台をたてる時に使用する材料なので

恐らく

①誤った方向に削ってしまいパーフォレーションがおき

②土台をたてるときにファイバーポストをそこに突っ込んでしまった

と考えられます😭

感染物質を取り切ったら、エムドゲインと人工骨を埋めて閉じます。

そしてその半年後のレントゲンを比較してみましょう!

根管外の異物も全て取り除きました!

違和感がありイヤな臭いがしていた歯も今は何も問題なくお食事もできばっちり回復しています✨

吸収していた骨も回復しています!

いかがでしたか?

他の医院で抜歯と言われた歯でも救えるかもしれません!

歯を残したい、大切にしたいという患者様に寄り添い日々診療しております!

是非当院にご相談ください

この治療の担当者

理事長 松川裕樹

Dr.Hiroki Matsukawa

日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。

 

症例データ

年代/性別 30代女性
症状 違和感とイヤな臭いがする
抜歯かもと言われた
治療方法 感染根管処置
費用 診断料:¥33,000
感染根管治療:¥143,000
リトリートメント:¥44,000
パーフォレーションリペア:¥55,000
ファイバーコア:¥33,000
オールセラミックス:¥176,000
再生外科治療:¥121,000
備考 メリット:歯を残す事でができる
デメリット:歯科医師に高い技術が求められる