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堺市からお越しの歯性上顎洞炎の患者様
天王寺から歩いて徒歩1分マイクロスコープを用いて診療を行っている歯医者「松川デンタルオフィス」歯科衛生士の久米です。
今回は、歯性上顎洞炎の症例を紹介します。
まずは、口腔内のデータをお見せします。
左上5番に根尖病変があります。
慢性的な炎症により、歯性上顎洞炎の原因となっている為、感染根管治療を行う必要があります。
上顎臼歯の根尖の先には上顎洞があります。
通常はレントゲンには黒く写りますが、今回撮影した左上5番のCTでは白く写っています。
🔴赤矢印=根尖病変
🟡黄矢印=肥厚した上顎洞粘膜
(下記にbefore・afterのCT画像を載せております。)
根尖に炎症がある為、上顎洞粘膜が肥厚しています。
感染根管治療後にCT画像を比較したところ、、
治療前は炎症が強く、内圧が上がっていましたが、内圧を抜き、感染を取り除い事により上顎洞粘膜の肥厚が無くなっていました!
デンタルレントゲンでも確認していきます。
根尖まで感染を取り除き、根管充填材が根尖まで充填されているか確認をします。
支台築造も隙間なく充填出来ている事を確認し、仮歯の型取りをします。
仮歯を装着し、6ヶ月間経過観察をし仮歯の形を参考にしながらオールセラミックスクラウンを作成します。
オールセラミックス装着後の口腔内写真↓↓
今回の患者様は全顎的に治療をしており、順に仮歯からオールセラミックスに移行しております。
🟣 インプラント
🟢 オールセラミックスクラウン
🟡 オールセラミックスインレー
🔴 仮歯
初診時から現在の口腔内写真がこちらです↓↓
神経を抜いた歯はもう諦めないといけないのか、、?
決してそんなことはありません!!
神経を残したいが為に感染を取り切らずに保存した場合の方がかなり危険です!
虫歯は自然治癒はしません。
静かに進行していき、蝕んでいきます。
気づいた時には歯質がボロボロになり、歯を抜かないといけなくなります。
今回のように神経の処置を行った歯でも、長期的に問題なく過ごせます。
その為には正確な診断、高度な技術、そして大事なのが患者様ご自身のホームケアです。
治療が終われば即通院終了ではなく、経過観察や、ホームケアの見直し等を含めたメインテナンスが必要です。
当院では、歯の保存に特化した知識、技術を持つ院長と、患者様のQOL向上の為にサポートさせていただく歯科衛生士が情報共有して日々診療しております。
不安な事や、気になっている事がございましたらぜひご相談ください。
お待ちしております
この治療の担当者
松川 裕樹Dr.Hiroki Matsukawa
日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。
症例データ
費用 | 左上5番 感染根管治療 (小臼歯)¥132,000- リトリートメント ¥44,000- ファイバーコア ¥33,000- オールセラミックス ¥176,000- その他 インプラント オールセラミックス等合算 ¥4,279,000- |
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備考 | メリット:歯を残す事でができる デメリット:歯科医師に高い技術が求められる |