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前歯のブリッジの再治療
天王寺駅から徒歩1分の歯医者『松川デンタルオフィス』衛生士の山崎です
今回は前歯のブリッジのやり直しについて紹介します
この方は、初診時は裏側が金属で出来ているブリッジが入っていました。
前歯はお口の印象を左右するとても大切な場所です。慎重に患者さんと相談を行い、作成していきます
すぐに最終のセラミックやジルコニアを入れるのではなく、まずは仮歯を入れてシュミレーションを行います。
⬇︎こちらが仮歯に置き換えてた状態です⬇︎
仮歯と最終形のセラミックやジルコニアは表面の光沢や、硬さなど異なるところもありますが、歯の大きさや、見た目など雰囲気をイメージするのにとても役立ちます
このような模型を作成し、技工士さんとも相談しながら、慎重に納得のいくものを作っていきます
今回はどの様な方法で被せ物を入れているかも一緒にご紹介します
この患者さんの被せ物はジルコニアセラミックで作っています
1.まずは仮歯を外します
2.歯に残っているセメントを取り除きます
3.セラミックを一度合わせます
4.隣の歯とのスペースの確認
5.噛み合わせのチェック
6.問題なければ入れていく準備
7.歯の表面を磨いていく
8.セラミックの内面も接着力を上げる為に、接着の妨げになる物を取り除く処理を行う
9.歯の表面も接着処理をする
10.セメントを入れたセラミックを歯に合わせ、はみ出した余分なセメントを取り除く
11.3分後、ある程度硬化したセメントを取り除く
12.歯がないところにもセメントが入り込んでるのでしまっているので、ブリッジ専用のフロスで取り除く
こちらが仕上がった状態です
術前は左上の1番目の歯が少し他の歯よりも大きめで、隣の2番目の歯は少し反対側の2番目の歯よりも長くなっていました
術後はそれもなくなり統一感のあるサイズの歯で、左右も対称となってます
細かいところまで見ていくと、この方の天然歯には右上の2番目の歯と左上の3番目の歯に白い横線のような模様があります
それを人工物の歯に再現する事により、より自然な仕上がりとなります
色のグラデーションもすごく精密で、じっくり見ても人工物だとあまり気付かれる事はありません。
この歯はセラミックなので黄ばんできたりする心配がありません。
色の変化がないのも嬉しいですよね
この患者さんがこの先、再びマスクを外して生活が出来るようになった時に自分の笑顔に自信が持てるようになってたらいいなと思います
皆様も前歯のせいで笑顔に自信が持てない時は是非、ご相談下さい