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八尾市から来院 過去に根管治療をした歯の歯茎が腫れた患者様
天王寺から歩いて徒歩1分の歯医者「松川デンタルオフィス」衛生士の下村です。
今回は根管治療についてご紹介致します。
10年前に左上2番が抜髄になり根管治療を行ったが、最近うずいて痛みがある・今通ってる歯科医院では抜歯になる気がするが歯を残したいという主訴で来院されました。
こちらが初診時の口腔内写真です。
レントゲンを撮影すると根尖病変があり、根の先で骨が溶けていることがわかりました。
また被せ物の下の虫歯が大きいことが予想され、虫歯を取り切ると歯が歯茎より下にきてしまう場合は部分矯正が必要という診断になりました。
初回の診断後は、治療を開始する前に歯茎のコンディションを整えるために、歯周病治療から行います。
初診時はありませんでしたが、治療を開始する数日前からフィステルが出来たそうです。
びっくりするぐらい歯茎がパンパンに腫れていますね。
でも院長に任せておけば安心です。
では、さっそく治療の動画をご覧ください!
根管内の感染物を取り、消毒を行なっていると、根管内から溜まった膿がドバッと出てきました。
初回の治療時に膿を出せたので、2回目来院された際には噛むとまだ痛みはあるが、以前より痛みは引いたとおっしゃっておられました!
腫れていた歯茎も治っていました。
EDTA・次亜塩素酸・クエン酸などの消毒液を使用し、根管内の隅々まで消毒を繰り返します。
過去に根管治療をした際に根管が大きく拡大されていたため、MTAセメントを用いて根管充填を行いました。
後日MTAセメントが硬化してることを確認したら、土台を立てて仮歯を装着しました。
左上1番も感染根管処置が必要だったため、
治療を行っています!
仮歯で6ヶ月間経過観察を行い、問題がなければその後同じ仮歯の形で最終のセラミックスの被せ物を作製します!
最初診断した通り、部分矯正で歯を引っ張る必要がありました。
仮歯で経過観察中に歯を引っ張り、その後オールセラミックスの被せ物を装着という流れになります。
こちらの患者様はまだ経過観察中ですが、噛んだときの痛みも改善し、なにも問題なくお過ごしいただいてます。
経過観察中に他の虫歯治療も並行して行っていく予定です。
今回ご紹介したような動画は、治療後にも患者さんに見ていただき、どのような処置を行なったのか詳しくご説明もさせていただいております。
治療がどのように進んでいるのかが分かると、安心しますよね☺️
歯について悩まれている方は是非一度、当院へご気軽にご相談下さい!
この治療の担当者
松川 裕樹Dr.Hiroki Matsukawa
日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。
症例データ
年代/性別 | 60代/男性 |
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費用 | 感染根管治療:¥121,000 リトリートメント:¥33,000 MTAセメント::33,000 ファイバーコア:¥33,000 オールセラミックス:¥176,000 |