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二次感染の取り残しについて
天王寺駅から徒歩1分の歯医者🦷
「松川デンタルオフィス」衛生士の北村です
皆さま、お盆休みはいかがお過ごしでしたか
今年の夏も猛暑が続きましたね
今回は、他の歯医者でセラミックの詰め物を入れてもらった患者様の症例です。
セラミックの詰め物が取れてしまい、もう一度つけてもらったのですが、、、
二次感染した部分を取り除かずに、取れた詰め物を付けていたためどんどん悪化して、歯茎が赤く腫れていて炎症が見られます
さらに感染が歯の神経まで到達して歯の神経が死んでしまいました
歯根周りの黒い影が感染部位です
歯質と根管内の感染部分を取り除き、根管内を消毒します。
その後すぐに空洞になっている根管内に高アルカリ性で殺菌作用のあるバイオセラミックシーラーを充填しました。
治療後、原因を取り除くことができたので歯茎の腫れがおさまり回復に向かっています
経過観察を行ったところ、予後が良好な状態と分かったのでこの後に新しい詰め物を作成します。
今回のように、以前治療した詰め物や被せ物の下で感染が広がり虫歯が大きくなってしまうことや、歯と詰め物、被せ物の隙間から感染していくケースは多々見られます
二次感染のリスクを回避するためにも、当院では感染部分を確実に取り除くためマイクロスコープを使用して治療を行っています
また、治療だけでは二次感染を避けられないため、メンテナンスにお越しいただき、経過観察を行うことや、一人一人の患者様に合ったセルフケア方法をお伝えしています
何かお困りのことがある方、気になることがある方、ぜひ当院へお越しください
松川デンタルオフィス 衛生士 北村
この治療の担当者

松川 裕樹Dr.Hiroki Matsukawa
日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。