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ラビアル矯正について
天王寺駅から徒歩1分の歯医者『松川デンタルオフィス』衛生士の山崎です
今回は「ブラケットを使用した矯正治療」について紹介致します
この患者さんは前歯と出っ張りと下の前歯のガタつきを気にされていた為、矯正治療を開始しました。
こちらが矯正を行う前のデータです⬇︎
下の歯が虫歯により、大きく欠けてしまっています
矯正は長期的な治療となるので、始める前に必ず虫歯治療や歯周病治療を行わなければなりません
痛みが出るのも良くないですし、歯が動きにくくなる場合や、治療方針が決まってから歯の形が変わると設計が崩れてしまう可能性があります。
その為、当院では矯正より先に全ての治療を終了させてから行っています
治療が完了し、矯正がスタートしました
治療の計画は患者さんにより異なります。この方は歯を抜かずに行う(非抜歯)ので、上の歯の全てにブラケットやバンドを装着していきました。
次々と治療は進みます⬇︎
前の歯を引っ込める為に『インプラントアンカー』と呼ばれる、ネジを骨に埋めていきます
これは矯正治療で必要となる「パワーチェーン」を引っ掛けてる為に必要となります
本当に小さなネジなので痛みもなく入れる事ができ、入れた後もパワーチェーンを掛けても痛みはありません
下の歯にバンドを付ける為にブルーのゴム(セパレーションゴム)を、前後に挟んで次回までにスペースを確保しておきます。
下の歯にも装置を付けていきます⬇︎
この時点でも、歯は綺麗に並んでいますが前歯の出っ張りはまだ改善していない為、少しずつパワーチェーンを使用しながら引っ込めていきます
この方は非抜歯で行ったのと、それほど歯並びが悪くなかった為、治療期間がとても短く1年4ヵ月で治療が終了しました。
装置を外した後がこちらです⬇︎
綺麗に歯が並びました
前歯の当たり具合が改善してきています
頭部のX線写真がこちらです⬇︎
分かりにくいですが、前歯の出っ張り具合が少し改善してるのが分かります
矯正治療を行う場合は術前と術後に必ずデータを記録しています。
術前のデータは矯正の専門医が解析し、患者さん一人一人の2〜3年先までの治療計画を作成します
今年からは『iTero』を導入し、口腔内を3Dでスキャンする事が可能となりました
これにより、より矯正の治療計画が立てやすくなります
インビザラインのシュミレーションも可能なので、患者さんも理解でき、より伝わりやすくなります
また当院ではバッカルコリドーを意識した矯正を行っております。バッカルコリドーとは、笑顔を作ったとき歯列の幅が狭いために口角部分に現れる黒い影のことを指します。この影の部分が少ないほうが人は美しいと感じると、いくつかの学術的な研究でも証明されています。
そのため、当院ではこのバッカルコリドーも意識し、より美しい笑顔になっていただけるための矯正治療を提案しております。
皆さんも4月からの新生活で矯正治療を考えられていたら是非、ご相談下さい
この治療の担当者
松川 裕樹Dr.Hiroki Matsukawa
日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。
沖田直也Dr.Naoya Okita
日本有数の日本矯正歯科学会の認定医です。松川デンタルオフィスでは、歯を動かすことに徹するプロフェッショナルと、理事長のような総合診療のプロフェッショナルが在籍しているため、見た目のみならず、機能面も重視した総合的な歯科医療を提供することができます。