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ほんとに抜歯しないといけませんか?
天王寺から歩いて徒歩1分の歯医者「松川デンタルオフィス」衛生士の岡です
当院では感染予防の為、患者様の出入りがあるたびチェアー周りはもちろん、受付も消毒を行なっています
そして今回は 他院で抜歯と診断された患者様についてご紹介します
ケース①
虫歯を放置して他院で抜歯と言われた歯
この患者様は、被せていた銀の詰め物がとれてから歯医者にいかず放置していたようで…
虫歯が神経にまで及んでいたにもかかわらず放置していたことにより大きな根尖病変ができてしまいました
その為他院で抜歯と診断されたそうです。
ケース②
根管治療で使う器具が根の先で折れている
この患者様は、他院で根管治療中に「リーマー」という細い器具が折れてしまったそうで来院されました
治療中にリーマーが折れてしまうことは少なくはありません。
しかし、折れてしまうとそのリーマーを除去するのは難しく その先の根の消毒も出来ない状態になり
ほとんどが 根尖病変ができたり痛みが再発することも
その為、根管治療を専門の歯医者に行くよう勧められたそうです。
そしてこの2つのケースの歯を治療し、
どうなったか見ていきましょう
ケース①の歯は、ラバーダムやマイクロスコープを使用していつも通り根管治療を行い根の先までしっかり清掃します!
この時点でも病変が薄くなって骨ができているのが分かります
その後仮歯で経過観察し、セラミックスの歯をのせます!
ケース②の歯は、まず折れているリーマーを除去します
リーマー除去の方法についてはブログで記載してありますのでそちらをご覧下さいね。
除去した後は…カーブしていて清掃が難しいところも根尖まできっちり拡大、清掃をします
これが重要
他院で根尖病変が大きい為抜歯…と診断されたり
リーマーが折れてしまった…とのことで来院される方が多数いらっしゃいます
しかし!!当院で治療された方のほとんどは抜歯することなく現在快適に噛むことができています
多くの歯科医院がマイクロスコープ・CTなどの設備がなかったり、時間に余裕をもって治療することができなかったり、、、
当院では、患者様ひとりひとりに合わせた治療・細かい分析や診断を行う為、余裕がある治療時間をとっています!
外(唾液などの口腔内細菌)からの感染を防ぐ為、必ずラバーダム防湿を行います!
CT撮影を行って神経の数や方向を確認しながら治療し、肉眼では確認しづらい神経の取り残しが絶対にないように、マイクロスコープを使用して治療を行います!
「抜歯するしかない」と言われるととても不安に思いますよね。
でもその歯は助けることができるかもしれません
少しでも気になった方は一度相談にいらしてくださいね
この治療の担当者
松川 裕樹Dr.Hiroki Matsukawa
日本有数の日本顕微鏡歯科学会の認定医です。精密な治療を行うために全チェアーにマイクロスコープを導入しているだけでなく、日々歯科医療に関して研鑽を積んでおります。 実際にマイクロスコープを使用して精密な治療を行える歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院では専門的な知識、経験、技術を持った医師が治療を担当致します。