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歯周治療について

天王寺駅くら歩いて徒歩1分の歯医者『松川デンタルオフィス』衛生士の山崎です。

今回は歯茎の治療について、もう少し専門的なお話をさせて頂きます。
当院では歯の治療の前に、歯茎を治すことから始めているのは前回の私のブログでもお話させて頂きました。
その歯茎の治療がどのような内容なのかをお話させて頂きます☆
1回目の歯茎の検査が終わると、2週間後にもう一度、検査をします!
その後に歯茎の溝の中に溜まっている『歯石』などを取っていきます。
歯石とは唾液の中のカルシウムやリンなどのミネラルが固まった石のようなものです。
歯石自体は悪いものではないですが、歯石の表面は軽石のようにたくさんの穴が空いていて、そこに菌がくっついて繁殖します
なので菌の繁殖の足場を無くす為に歯石を除菌する必要があります!!
この写真の様に歯茎の上に付いている黄色っぽい色をしている歯石が歯茎の縁上に付いてるので『縁上歯石』と言います。
歯茎の中になると『縁下歯石』といい、血液と混ざって黒っぽい色をしています。
取った歯石はこのようになっています!
これは直径2〜3mm程度ですが、歯茎の溝の中にこういった歯石があるとポケットがどんどん深くなっていきます。
歯石は歯ブラシでは取ることができないので歯石を取る為の器具を使い取り除いていきます。
歯茎の中に付いた歯石はかなり強く歯に付着ているので、当院では4ブロックに分けて少しずつ取っていきます。
歯石を取った後は、一時的に出血しやすい状態やしみる症状が出る場合がございますが2〜3日で治まります。
歯石を取った後の歯茎はお家に帰ってからのセルフケアでより一層、引き締まりますo(*>▽<*)o☆
歯茎が引き締まると、歯周ポケットが浅くなり歯ブラシの毛が行き届くので汚れが溜まりにくくなり歯石が付きにくい環境になります♪♪
そして、そこから3カ月ごとのメンテナンスに入ると3カ月以内に付いた柔らかい歯石はすぐにとることが出来るので患者様にとっても治療に来て頂く回数が少なくなります(。ゝ∀・)ノ
みなさんも、ひどくならないうちに受診しましょう♪