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初期虫歯の治療
天王寺駅から徒歩1分の歯医者『松川デンタルオフィス』衛生士の山崎です☆
今回のブログは前回の西浦さんのブログにあった2月28日の「土屋和子先生」のセミナーの内容は【虫歯から歯を守る為にはどうすればいいか】というものでした。
みなさんは虫歯ができるメカニズムについてご存知ですか?
簡単に説明させて頂くと、、
歯の表面に残った磨きのプラークが糖分から酸を作り、歯を溶かしていくというものです!
そのことを『脱灰』といって、歯の成分である「リン」と「カルシウム」が口の中に溶けだします。
これは誰の口の中でも起こる現象です。
そして、この脱灰する時間が長いとお口の中の環境が酸性に傾くので、虫歯になりやすくなります。
どういった行為が酸性に傾く原因になるかといいますと、、
大きな原因は飲食する回数が多いということです。(飲み物はミネラルウオーターやお茶であれば問題ありません)
なので、子供の時に「おやつは3時」と決められていた方も多いと思います。
ダラダラ食べていると、常に口の中が酸性になっているので脱灰がどんどん起こります。
そして、脱灰と同時に口の中では溶けた「リン」と「カルシウム」がもう一度、歯に戻ろうとします。これが『再石灰化』というものです!!
とてもいい働きをしてくれる再石灰化は唾液の力によって作用します。
唾液は再石灰化を促進してくれるだけでなく、酸性に傾いた口の中を中性に戻してくれる力もあります☆
でも再石灰化の際に、もし歯に磨き残しのプラークが残った状態だと、プラークが邪魔をしてしまい、そこは再石灰化によって修復されることがないので初期虫歯になる恐れがあります。
なので、食後はしっかりと歯を磨く習慣をつけましょう!
初期虫歯であればこの写真のように、プラスチック製の詰め物でその日のうちに修復することが可能になります。
噛む面のところも院長が元の歯に近い状態まで再現してくれるので、口を開けてもどの歯を治療したのか分かりにくい状態になります♪
みなさんも気になるところがあれば検診を受け、早めに治療をしましょう☆